2009年度 九州大学経済学部
「外国書講読(英語経済)」木3

学期末アンケート 集計結果
アンケート実施日 2010年1月21日
履修者数 14人
回答者数(当日の出席者数) 11人
回答率(当日の出席率) 78.6%
回答方法 入室時に配布,授業終了後に提出。
回答者名の記入について 原則として無記名。学籍番号と氏名の記入は,任意。
(記入者…9人,無記入者…2人)
  • 本アンケートは,今後の授業の改良のために行うものであって,成績・評価には影響を及ぼすものではないことを明記,通達しています。
  • 記述式回答の表現は,できる限り回答者の文面のまま掲載を試みましたが,制作者の判断によって,誤字・脱字,文末表現など文法上の訂正を行っています。
  • 記述式回答の結果は本来ならば全て掲載すべきでしたが,やむを得ず割愛させて頂き,代表的な事例,有意義だと思われる事例のみにバランスよく留めました。
※ 本アンケートの集計結果,分析コメントとWebコンテンツに関する全ての著作権は,制作者に所属しています。
アンケートの回答に積極的に協力して下さった履修者のみなさんに感謝申し上げます。
2010年2月1日 鷲崎俊太郎

Q.01 あなたが,「外国書講読」を履修しようと思った動機は何ですか?
  • 将来,グローバルなフィールドで仕事をしたいと思っているので,グローバル・シティについて学んでおく必要があると感じていたから。
  • 自分の視野を,より広げるため。
  • 必修英語の単位が最後の1つになる中で,完全に英語から離れる時間を少しでも減らしたかった。
  • 原書にあたっての学習,単位の取得。
  • 英語力向上のため。
  • 経済を英語で理解していくと,新しい視点で経済を見られると思ったから。
  • 英語と経済,どちらも同時に勉強できるから。
  • 最初の動機は不純!きちんと出席して,発表すれば単位がもらえると思ったから。すみません(笑)
  • 英語ですから。
  • 経済に関する英文を読む機会がなかったので,その機会をつくりたかったから。

Q.02 発表のために割り当てられた分量(1回あたり)は適切でしたか?
  2009年度後期
①非常に多かった 0人(0%)
②多かった 6人(55%)
③ふつう(適切) 4人(36%)
④少なかった 0人(0%)
⑤非常に少なかった 0人(0%)
無回答 1人(9%)

Q.03 1人あたりの報告時間の配分(約15分)は適切でしたか?
  2009年度後期
①非常に長かった 0人(0%)
②長かった 1人(9%)
③ふつう(適切) 10人(91%)
④短かった 0人(0%)
⑤非常に短かった 0人(0%)

Q.04 全体の報告時間の配分(約60分)は適切でしたか?
  2009年度後期
①非常に長かった 0人(0%)
②長かった 0人(0%)
③ふつう(適切) 11人(100%)
④短かった 0人(0%)
⑤非常に短かった 0人(0%)

Q.05 講師の説明・内容はわかりやすかったですか?
  2009年度後期
①非常にわかりやすかった 4人(36%)
②わかりやすかった 7人(64%)
③ふつう 0人(0%)
④わかりにくかった 0人(0%)
⑤非常にわかりにくかった 0人(0%)

Q.06 授業の内容に興味を持つことができましたか?
  2009年度後期
①大変興味を持てた 3人(27%)
②興味を持てた 8人(73%)
③ふつう 0人(0%)
④あまり興味を持てなかった 0人(0%)
⑤全然興味を持てなかった 0人(0%)

Q.07 Q.06で①~⑤を選択した理由をお知らせください。
「①大変興味を持てた」を選択→
  • いろいろな都市の経済成長について,グローバル化についてですから。
  • 地理論という,これまで知らなかったテーマ,視点であったため。
「②興味を持てた」を選択→
  • グローバル・シティという観点から世界を見たことがなかったので,新鮮だった。
  • 世界の主要都市を扱っていて,経済の見方に対する視野が広がった。
  • グローバル・シティの概念が理解でき,これから日本,東京,福岡はどうなっていくべきかをイメージすることができたから。
  • グローバル・シティについての理解が深まり,今後,大阪,シカゴ,マンチェスターなどの第2の都市がどう成長していくか,気になる。
  • 大都市が発展した理由について,新たな視点を持てたから。
  • 外国の都市と東京との違いなど,比較して考えることが楽しかった。
  • グローバル・シティに関連しつつ,それに派生した内容も取り扱ったから。
  • 都市機能の集中と分散という視点が面白かったから。

Q.08 今後,「外国書講読」(英語経済)で,どんなジャンル・内容の本を読んでみたいですか?
  • 日米の格差問題。
  • 日航など,ある一企業の成長・衰退に関する内容の本。
  • 日本のビジネスについて,外国人の視点から様々に論じているような内容の本。
  • 情報論。
  • 資本主義経済が成り立つ上で,犠牲になっている環境,人間など。
  • 個々の企業に視点を向けた経営学の本。
  • アジア経済。
  • 九大には経営学の授業が少ないから,経営の本を読みたい。
  • 多くの人が知らない情報についての本。
  • 開国の頃の日本経済や,アメリカ経済の情勢など。
  • 国ごとに発達している産業の違いが,具体的に書いてある本。

Q.09 この授業はあなたの履修前の期待感に応えることができましたか?
  2009年度後期
①期待した以上だった 5人(45%)
②期待どおりだった 2人(18%)
③ふつう 4人(36%)
④あまり期待に応えてなかった 0人(0%)
⑤全然期待に応えられなかった 0人(0%)

Q.10 Q.09で①~⑤を選択した理由をお知らせください。
「①期待した以上だった」を選択→
  • 半年弱で,かなりの量の英文を読み,勉強になった。広い視野を持つことの大切さがわかった。
  • 先生が丁寧で,わかりやすい解説をしてくれたから。
  • 英語の読解が中心の授業かと思っていたので。
  • 学年を越えて,ディスカッションできたため。
「②期待どおりだった」を選択→
  • 内容は難しかったですが,多くの知らないことを知ることができたから。
「③ふつう」を選択→
  • 英語を勉強する講義だと思っていたが,訳すだけでなく,自分でまとめなければならいのが,意外であった。まぁ,それがいいところでもあったんですけど。
  • ゼミ形式で進んだのが,一番楽しかった。ただ,英文は予想以上に難しかった。

Q.11 ほかの「外国書講読」と比べて本講義は楽でしたか?辛かったですか?
  2009年度後期
①「超」楽勝科目! 1人(9%)
②楽勝科目! 0人(0%)
③ふつう 3人(27%)
④難しい科目 6人(55%)
⑤「超」難しい科目 0人(0%)
無回答 1人(9%)

Q.12 ほかの「外国書講読」の授業と比較して,この授業の長所・改善点を挙げて下さい。
長所 改善点
  • 難度の高い英文を読むことで,読解力がついた点。
  • ゼミ形式で,先生とも双方向のコミュニケーションがとれる点。
  • これほど長く,難しい文でも,自分なりに読んでまとめることができるという自信になる。
  • 教授と学生間のインタラクティブなやり取り。
  • 高校のように,英語を読んで,訳を発表するだけの授業になっていないことがよかった。
  • ディスカッションできるのが大事だと思う。
  • 責任をもって発表しなければならないので,実になる。
  • 授業中,必ず1人1回発言させた方がいいかもしれない点。
  • 文章が難しかった点。内容の理解が難しかった。→でも,これをみんなで考えて,わかるようになるプロセスが授業に出る意味となっていいのかも!
  • 分量を減らして,もっと短い文で,深い話をゆっくりしたほうが,知識の定着につながると思う。
  • テーブルの形を変えれば,もっと話しやすくなるのでは?
  • 発表用のレジュメをパワポ形式にしたら,もっとわかりやすい資料を作ることができた。
  • 内容が抽象的で難しく,発言しづらかった。(自分の勉強不足なのですが…。)

Q.13 ズバリ講師に点数をつけるとしたら,100点満点で何点でしょうか?
  2009年度後期
平均値 (AVERAGE) 88.5点
中央値 (MEDIAN) 90点
最頻値 (MODE) 85点
最高値 (MAX):100点以上は,全て100点として処理 100点
最低値 (MIN) 79点
標準偏差 6.502

Q.14 Q.13で加点・減点した理由をお知らせください。
加点した理由 減点した理由
  • 説明がわかりやすく,興味深い内容だった。
  • 解説がわかりやすかった。
  • 期待をこめてという意味で。
  • 英語経済という新しい勉強ができてよかったです。
  • 性格がほがらか。質問に丁寧にこたえてくれる。沈黙時にネタをふってくれる。
  • テーマの興味深さ,授業のスタイル。
  • 解説がわかりやすかった。話が脱線し,様々な経済の話題に拡がって,知識の幅がひろがったから。
  • 学年を越えて,ディスカッションできたため。
  • 熱心さ,受講生への親身さ。
  • 文章が難しすぎた。
  • 内容が難しい。
  • これからも頑張って面白い授業にしてほしい。
  • テキストが難しすぎて…。もっと簡単でもいいと思う。
  • 内容の抽象性(そのフォローアップのツール不足)。
  • もう少し,内容を具体的にとらやすい本にしてほしい…!!
  • 毎回1人ずつの義務がなかったため。
  • 疑問点が全て解消された訳ではなかった点。

Q.15 来年以降,「外国書講読(英語経済)」を受講する学生にメッセージをお寄せください。
  • 予習の分量は多いと感じるかもしれないですが,語学力の向上にもつながるし,また経済面からの視点で捉えた文章なので,これから経済をもっと深く学んでいこうという学生にはもってこいの授業だと思います。
  • 分量は多いですが,先生がとても熱心・親身なので,おすすめの授業です。
  • 二重に考える力(英語力+経済の知識)が必要になり,自分の発表になると大変ですが,その分,頭に残るし,おもしろいです。
  • 復習を厭わずに行って盛んな議論が行えると,得るものが変わってくると思いますので,頑張ってほしいです。
  • 英語は勉強しておくといいゾ。
  • 現代の世界経済と照らし合わせて理解を深めることをおすすめします。
  • ぜひ受けて,がんばって下さい。
  • こういう授業は,1人1人が自分の意見をもって発言しないと,発展しない。高校の英語の授業ではないから,英語力をつけたいだけじゃなく,発言力を高めたい人にオススメ。
  • 日本の若者に,グローバルな知識を与えるため,英語経済のように,英語での授業は必要だと思います。
  • 講義で用いる教材のみだけでなく,新聞や経済雑誌,テレビ番組などで情報を積極的に得る方が良い。
  • 専門分野についての英語の文献を読むのは難しいですが,ネットなども用いれば,何とか乗り切れます。頑張って下さい。

Q.16 最後に感想(批判・批評でも構いません)があればお書きください。
  • 集中的に学べて,勉強になりました。
  • 後期の授業の中では,一番刺激を受けた授業となりました。外国の経済状況について,もっと知識を深めたいと考える契機になりました。
  • もう一つ発展した議論になれば,もっと面白かったと思う。内容もムズカしい所もあり,みんなが黙ってしまうと,なかなか発言しにくくなってしまったところもあった。内容は,興味ある分野だったので満足!
  • 英語の文献は,読んで日本でも難しい内容を理解しなければならないという意味で,すごく難しかった。英語をストレートに日本語に訳していては,全く意味がとれないこともしばしばあった。これからどんどん読んで,とにかく読み慣れることが大事だと思った。
  • もっと経済の現代の動向を知識として,取り入れていく必要があると感じ,とても刺激を受けることができました。
  • 大阪,名古屋,福岡,あるいはシカゴ,LAなど,No.2以下の都市が今後どのように発展していくかに興味が湧きました。
  • 集積効果―取引コストに興味が持てた。都市の競合関係の存在を知ることができた。今後の都市の個別の役割,補完性に注目したい。
  • 4年生の豊富な知識や,留学生の知識など,色々な意見が聞けてよかった。
  • 将来,グローバルに活躍できる人材になりたいと思いました。
  • レジュメの作り方についても,もう少し注文があってもいいのかなと思う。

【コメント】
 受講者のみなさんが選抜試験を受けて履修してくれたこともあり,非常にモチベーションの高い授業となりました。
 担当者としても,ほぼ満足のゆく授業ができたと思っています。
  1. テキストについて…非常に興味深い内容だったのですが,かなり研究史を知っておかないと,難しかったようですね。次年度のテキストを選択するうえで,みなさんの意見を参考にしたいと思います。
  2. 発言について…テキストが難しかった分,発言しづらい環境を作ってしまったようです。このあたりも,改善の余地があるとわかりました。
  3. 発表形式について…パワポでの発表や,レジュメの作り方など,さらに応用させていきたいと思います。
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